JR西日本は2022年7月7日(木)、特急「スーパーまつかぜ」・「おき」に使用するキハ187系電車「キハ187-1005」の車両部品の落失について発表しました。落失したのは、横揺れを吸収し乗り心地を向上させるための「左右動ダンパ」と呼ばれる部品です。
部品の落失は7日の17時9分頃、JR西日本後藤総合車両所 運用検修センターで車輪の取替作業を行っていた際に発覚。車両の床下に取り付けている「左右動ダンパ」がない事を確認しまし た。落失したのは5月9日~7月3日の間で、区間は鳥取~新山口間とみられます。「左右動ダンパ」は全長36cm、直径10cm、重さ8.16kgの鉄製の部品1つです。
なお、この影響によるケガ人等はおらず、列車の運行にも影響はありません。JR西日本は現在、部品を捜索中としています。