鉄道・運輸機構(JRTT)は2022年7月8日(金)、来年3月に開業を予定する、相鉄・東急直通線(神奈川東部方面線)について、横浜国大〜日吉間全線のレール敷設工事が完了したことを発表しました。敷設工事の完了により、相鉄本線西谷駅から東急東横線・目黒線日吉駅間までのレールが1本につながりました。
相鉄・東急直通線は都市鉄道等利便増進法に基づき、国と、神奈川県、横浜市の支援を受け、JRTTが整備主体として工事を実施。相模鉄道と東急電鉄が営業主体の路線で、相鉄・JR直通線の羽沢横浜国大駅から東急線の日吉駅までの約10kmを結ぶ連絡線です。相鉄線内の新横浜~西谷間を「相鉄新横浜線」、東急線内の日吉~新横浜間を「東急新横浜線」として運行し、東急線と相鉄線の相互直通運転を行います。2019年11月に開業した相鉄・JR直通線と合わせ、神奈川県央部や横浜市西部と東京都心部が直結、さらに新幹線へのアクセスもより一層向上します。
全線のレール敷設工事が完了したことを受け、7月22日(金)には、相鉄・東急直通線建設工事 新横浜駅構内で関係者によるレール締結式が開催されます。