西武鉄道池袋線 ひばりヶ丘~保谷間で2022年7月8日に発生した飛来物による車両故障では、池袋線 池袋~飯能間、西武有楽町線全線、 豊島線全線が長時間にわたり運転を見合わせました。このような突然の事態に、振替輸送を行う鉄道会社やバスを利用して目的地までどのように移動・迂回したら良いのか、不安になる人も多いことでしょう。そんな時に強い味方になる西武グループの「早わかりMAP」を紹介します。
7/8の輸送障害はなぜ起きた?
まずは今回発生した輸送障害について、運転見合わせの原因は、走行中の列車のパンタグラフに線路敷地外からの飛来物が付着し、パンタグラフおよび架線が複数損傷したためです。修復作業では通電を停止し、自走不可となった列車の移動に時間を要しました。全線での運転再開までおよそ9時間、約24万人に影響が及びました
西武の「電車とバスの乗り継ぎ早わかりMAP」がすごい
今回の輸送障害は平日の通勤通学時間帯に発生したため、多くの乗客が駅前でタクシーやバスに乗車しようと長蛇の列を作りました。また、最寄駅ではない土地勘のない駅で降車し、どのように移動したら良いのかわからなかった人も多くいました。
そんな時に是非確認してほしいのが、「電車とバスの乗り継ぎ早わかりMAP」です。西武バスのホームページに掲載されているMAPには西武鉄道の路線をはじめ、東武東上線からJR中央線までを網羅する「西武バス」の運行ルートを掲載。大まかなバスの所要時間や線の太さでおおよその運行本数まで記載する優れものです。平行に運行する東武東上線、西武池袋線、西武新宿線、JR中央線を、網目のように縦に細かく西武バスが走り、行き先は一目瞭然です。
いつ、どこでも発生する可能性がある運転見合わせ。各鉄道会社のアプリやSNSなどの運行情報はもちろん、直感的にすぐ理解できる「地図(MAP)」を活用して、不足の事態に備えることも安心の一つになるのではないでしょうか。