日立レールヨーロッパは2017年12月19日(火)、イギリスの「トランスペニー・エクスプレス」に納入、運行される予定の高速車両について、山口県下松市の日立製作所笠戸事業所での製造が開始されたと公表しました。
トランスペニー・エクスプレスで使用される日立の高速車両は、2016年に両社間で締結された納入契約に基づき生産されるものです。日立は、標準型都市間車両「AT-300」を95両19編成製造、このうち、最初の数編成が笠戸事業所で製造され、その他の車両は、日立レールヨーロッパのニュートン・エイクリフ工場で製造されます。
新型車両の納入は2018年の夏、路線への導入は2019年12月となる予定で、トランスペニー・エクスプレスでは、イングランド北部やスコットランドを結ぶ路線で運行されます。