F2000形 車内イメージ
福井鉄道は2023年3月に運行開始を予定する、新型車両 F2000形「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の内装デザインを決定しました。“福井らしさ“を盛り込んだ車内には、福井県の名産「越前ガニ」と、日本有数の繁殖数を誇る鯖江西山動物園の「レッサーパンダ」をモチーフにしたつり革が出入り口付近に設置されます。車内に設置されるモニター4台では、西山公園や蔵の辻、足羽山公園など福井の観光地を紹介します。
つり革に福井らしい「カニ」と「レッサーパンダ」が
内装は福井鉄道と車輌内装材製造の大手 福井の「セーレン」とのコラボです。座席はロングシート48席、沿線の水田や日野川など、豊かな水資源をモチーフに、水の流れを感じさせる爽やかなシートデザインです。シート素材には環境にやさしいセーレンの「ビスコテックス」を採用。製造過程から、「省資源」「省エネルギー」に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。
福井 セーレン で製造・デザインした座席シート
「フクラムライナー」は3両編成の低床(LRV)車両で、直線的な正面デザインと福鉄カラーの「緑・青・白」をあしらったデザインです。従来の880形などと比較し、出入口ステップを無くし乗り降りがしやすくなります。
F2000形 車体外観イメージ
