山形新幹線が10分速達化へ、新「米沢トンネル」整備に向け覚書締結

ニュース画像:(E3系新幹線 キイロイトリさん 2022年09月17日撮影) - 「山形新幹線が10分速達化へ、新「米沢トンネル」整備に向け覚書締結」
(E3系新幹線 キイロイトリさん 2022年09月17日撮影)

©キイロイトリさん

JR東日本と山形県は2022年10月24日(月)、山形新幹線の新トンネル「米沢トンネル(仮称)」整備計画を推進するための覚書を締結しました。

トンネルは、山形新幹線が走行する奥羽本線の庭坂~米沢間の約23km区間に設ける想定です。時速200km以上の高速走行も可能な緩やかなカーブのトンネルとし、現行より10分強のスピードアップが見込まれるほか、大雪などによる運行への影響を低減させる狙いです。

ニュース画像 1枚目:「米沢トンネル(仮称)」計画区間
「米沢トンネル(仮称)」計画区間

©JR東日本

事業費は約1,500億円、工期は着工から約15年が想定されており、既に2018年からは山形県とJR東日本との実務者レベルでの検討が開始されていました。2022年10月現在、整備計画の事業化に向けた共同調査を進めており、連携方策について両者間で引き続き協議が進められています。

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