叡山電鉄は2022年12月10日(土)、叡山本線 出町柳〜八瀬比叡山口間で、700系デオ710形リニューアル車両「712号」の運行を開始します。初列車は、修学院駅5時29分発の出町柳駅行き、出町柳駅からは5時40分発の八瀬比叡山口駅行きです。
リニューアル車両「712号」は外装・内装ともに緑を基調とし ています。車体は“人と森が調和する沿線の景色”がテーマ。内装には、“京都らしさ”を演出したとのこと。木村染匠のキモノ地を硝子に封入する「京友禅硝子」の技術と、川島織物セルコンのインテリアファブリックの座席仕切りを使用。ファブリックは、同社のトップブランド「Sumiko Honda」の生地を採用、桜やツツジ、蝶がデザインされるとのことです。
また、SDGsの取り組みとして、車内の照明、前照灯および尾灯、行先表示器にはLEDを使用。省エネルギー化を図り、CO2削減の推進を図る考えです。