JR東日本は2022年10月31日、2023年3月期第2四半期決算を公表しました。コロナ禍からの反動により、運輸、流通・サービス、不動産・ホテル事業などの全てのセグメントで増収増益。第2四半期決算としては、3期ぶりに全ての利益が黒字転換、連結での純利益は271億円でした。
鉄道事業の運輸収入は、事業計画では定期収入がコロナ前の約75%の水準で推移する計画としていましたが、実績では約77%でした。また、定期外収入では、関東圏の在来線がコロナ前の約78%、新幹線が約62%に。2023年3月末時点での見通しは、それぞれ在来線が約95%、新幹線が約90%まで回復するとしています。
また、2023年3月期全ての連結業績予想について、当期純利益600億円の修正はないとしています。