JR東日本東北本部は2022年11月から、只見線で長年運用されていた「キハ40系」のカラーを施した復刻車両の運行を開始します。使用車両は、キハ110系「キハ110-223」1両です。
只見線は2011年に、新潟・福島豪雨により甚大な被害を受け、会津川口~只見間が運転見合わせに。10年にわたる復旧工事を終え、10月1日に全線運転再開を果たしました。今回の復刻カラー車両はこれを記念したものです。
只見線のキハ40系は、2020年3月まで現役で活躍、全線運転再開を待たずに引退を迎えました。車両は千葉県の小湊鉄道へ譲渡され、現在も只見線カラーのまま新天地で運行しています。
なお、只見線では10月1日より、キハ E120形に旧国鉄カラーを施したラッピング車両が運行。2両の懐かしの塗色車両を楽しめます。