南阿蘇鉄道、新型「MT-4000形」導入!2023年1月から試験運転開始

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南阿蘇鉄道の新型車両「MT-4000形」

©南阿蘇鉄道

南阿蘇鉄道は2022年11月下旬に、新型一般形気動車MT-4000形気動車を2両導入したことを発表しました。2023年1月下旬から、営業運転に向けて総合的な試験と乗務員訓練を実施予定です。

MT-4000形は、2016年の熊本地震の影響で不通となっている高森線の全線開通後を見据え導入。JR線直通乗り入れを考慮して、ATS-DK形運転保安装置を搭載するほか、外国人観光客の受入環境整備を目的に、多言語化に対応しています。

車体は、南阿蘇鉄道沿線を流れる白川と、沿線に点在する清らかな水源をイメージした青ラインと、車窓から望む雄大な阿蘇五岳を連想させる緑ラインが描かれます。また、ロゴマークは南阿蘇鉄道の愛称「南鉄(なんてつ)」の頭文字「n」と、10個の小さな楕円形で、阿蘇五岳とそれを囲う外輪山を表現したとのこと。

ニュース画像 1枚目:ロゴマーク イメージ
ロゴマーク イメージ

©南阿蘇鉄道

車内はロングシートを採用、定員は115人です。空調効率を高めるため、必要に応じてドアを開閉できる半自動ドアシステムを採用。車椅子スペースやにスロープを設置するなど、バリアフリーも充実しています。

ニュース画像 2枚目:車内デザインイメージ
車内デザインイメージ

©南阿蘇鉄道

高森線の全線運転再開は2023年の夏頃を予定、同社では1月以降、車両の納車式及びメディア向け公開を計画しているとのことです。

ニュース画像 3枚目:「MT-4000形」について
「MT-4000形」について

©南阿蘇鉄道

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