新幹線 イメージ(N700S新幹線 たごさくさん 2022年10月08日撮影)
JR各社は、2022年12月28日から2023年1月5日までの年末年始9日間の輸送実績を発表しました。この中で各新幹線の実績は、前年比で100〜110%台でした。なお、新型コロナウイルス感染拡大前の2018年度比では80〜90%台と、復活には届かない結果となりました。
旅客数がもっとも多かったのは東海道新幹線の316.7万人で、対前年111%、次いで東北新幹線が145.5万人で、対前年104%。一方、秋田新幹線では7万人で対前年98%と、唯一前年を下回りました。
また、2021年まで長崎本線 諫早～長崎間の特急「かもめ」が運行していた西九州新幹線 雄温泉～長崎間は、7.1万人で対前年146%と、開業に沸き注目された路線だけあって旅客数が大幅に増加しました。
■各新幹線2022年-2023年の年末年始期間 利用実績
| 新幹線 | 区間 | 2022-23年実績(人) | 2021-22年比 %(前年) | 2018-19年比 %(コロナ前) |
|---|---|---|---|---|
| 北海道新幹線 | 新青森〜新函館北斗 | 48,200 | 101% | 81% |
| 東北新幹線 | 大宮〜宇都宮・古川〜北上 | 1,455,000 | 104% | 82% |
| 東北新幹線 | 盛岡〜八戸 | 203,000 | 101% | 85% |
| 秋田新幹線 | 盛岡〜田沢湖 | 70,000 | 98% | 81% |
| 山形新幹線 | 福島〜米沢 | 102,000 | 109% | 80% |
| 上越新幹線 | 大宮〜高崎 | 1,044,000 | 112% | 85% |
| 北陸新幹線 | 高崎〜軽井沢 | 538,000 | 112% | 85% |
| 北陸新幹線 | 上越妙高～糸魚川 | 254,000 | 107% | 84% |
| 東海道新幹線 | 新横浜～小田原〜静岡 | 3,167,000 | 111% | 90% |
| 山陽新幹線 | 新大阪～西明石 | 1,430,000 | 107% | 84% |
| 九州新幹線 | 博多〜熊本 | 267,000 | 109% | 85% |
| 九州新幹線(参考) | 熊本〜鹿児島 | 134,000 | 104% | 83% |
| 西九州新幹線(参考) | 武雄温泉〜長崎 | 71,000 | 146% | 102% |
