京急、初乗り10円値上げ、遠距離は値下げへ 10月から

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京浜急行電鉄は、2023年10月以降に実施予定の鉄道旅客運賃の改定申請を1月13日、国土交通大臣に届け出ました。改定では、初乗り運賃を現行の140円から150円へ10円値上げする一方、41キロ以上の遠距離区間については、値下げを実施します。

同社では、新型コロナウィルス感染症によるライフスタイルの変化に伴い、利用者が大幅に減少。今後もコロナ前水準への回復は難しいと想定されるなかで、安全・安心に必要不可欠な設備の維持管理やホームドアの整備を進めるため、今回の改定を決定したものです。改定申請は、消費税率変更によるものを除き、1995年以来約28年ぶりです。

具体的には、品川~京急蒲田間で、普通運賃が現行の200円から230円へ、通勤定期が7,090円から8,290円へ値上げします。一方で、41キロ以上の遠距離区間では、新たな需要創出と沿線活性化を目指し、値下げを実施。品川~横須賀中央間では、普通運賃が現行の650円から620円へ、通勤定期が19,770円から18,730円へ値下げします。なお、通学定期運賃については、家計への負担軽減のため現行を据え置きます。

ニュース画像 1枚目:主要区間の運賃比較表
主要区間の運賃比較表

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