JR東日本は2023年4月1日から、総合職・エリア職の新卒初任給を8,000円引き上げることを発表しました。併せて、これまで同社の社員として働き、自己都合により退職した人が対象となる「ウェルカムバック採用」を新たに開始します。
同社は、今後の企業成長を担う人材を確保し、働きがいを高めていく観点から新卒初任給の引き上げを実施します。これにより、初任給が3~5%増額。総合職の大卒初任給では、現行225,630円のところ、233,630円となります。なお、既に入社している新卒の総合職・エリア職社員についても、4年目までの給与水準を2,000~6,000円引き上げます。
また、「ウェルカムバック採用」については、キャリアアップを目指しての転職や、家庭の事情等の理由で退職した人などを積極的に採用します。1月19日(木)より、通年(応相談)で募集を開始、職種は総合職・エリア職で、採用にあたっては選考を実施。再入社時の待遇については、同社退職時の待遇をベースに、 職歴・スキルなどを踏まえ決定するとのこと。
このほか、これまで使用してきた「中途採用」の名称を「経験者採用」に順次統一。通年で入社できるよう、応募・選考・入社のタイミングを拡充します。
JR東日本グループは、今後も成長戦略のさらなる強化に向け、多様な人材が力を発揮できる環境・制度の充実に、引き続き取り組んでいくとしています。