JR東日本の第3四半期決算、鉄道利用の回復で3期ぶりの黒字転換

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JR東日本 本社

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JR東日本は2023年1月31日(火)、2023年3月期の第3四半期決算を公表しました。コロナ影響からの回復で運輸事業が大幅に増収となったことなどから、営業収益は2期連続の増収、第3四半期決算として、3期ぶりに全ての利益が黒字転換しました。連結での純利益は725億円でした。

運輸収入では、鉄道利用の回復により2期連続の増収、また、Suicaに係る負債の収益計上時期を変更したことなどにより、増収増益を達成、営業収益は1兆1,930億円、営業利益は254億円でした。

運輸収入のうち、定期収入についてはコロナ前との比較で約77%まで回復、定期外収入は関東圏の在来線で約80%、新幹線で約67%となています。同社の計画では、2023年3月末時点で関東圏の在来線で約95%、新幹線はで約90%の水準に到達する見通しとしています。

また、流通・サービス事業では、エキナカ事業が鉄道利用の回復に伴う店舗の売上増により対前年で増収、広告事業でも前年度までは減収傾向でしたが、今年度は対前年で増収となり、回復傾向が伺えます。一方で、不動産事業については、販売収入の減少などにより、減収減益となりました。

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