JR西日本は、2023年2月11日から13日にかけ実施した、大阪駅(うめきたエリア)開業に向けた東海道線支線(梅田貨物線)の線路切換工事が完了したことを発表しました。同社は、新たに開通した地下ルートで最初に走行した試運転列車の様子を、公式Twitterで公開しています。
動画は列車の遠面展望映像で、新大阪駅のホームからスタート。線路切り替え区間を通過し、いよいよ地下へ向かいます。真っ暗なトンネルの先には、フルスクリーンホームドアで覆われた大阪駅(うめきたエリア)の新ホームも映し出されています。
<p lang="ja" dir="ltr">/
東海道線支線
地下ルート開通
\
2月11日の深夜から2月13日の早朝まで、線路切換工事を行いました。
大阪駅(うめきたエリア)開業に向けて、地下ルートに切り換わりました。新大阪駅から最初に走行した試運転列車の映像です。※倍速が異なります
切換工事にご協力いただきありがとうございました。 pic.twitter.com/wxDxbKpSFH</p>— JR西日本ニュース【公式】 (@news_jrwest) February 13, 2023
この動画に、「勾配きつそう」「うめきた、かなり潜るんですね」「公式で前面展望ナイス」など、初めて見る地下ルートの様子に驚きの声が寄せられています。
また、新ルートの急勾配に対応するため、長編成などの貨物列車では、後補機が連結された「プッシュプル」での運行が行われることも注目を集めています。
大阪駅(うめきたエリア)は3月18日(土)始発列車から、ホームや改札を新設し供用を開始。これまで通過していた関西空港へのアクセス列車である特急「はるか」や、和歌山・白浜へ向かう「くろしお」が停車。また、おおさか東線が新大阪から延伸して乗り入れることから、より一層、便利になります。