北陸本線 イメージ(683系 norikadさん 2023年02月07日撮影)
JR西日本は2024年春頃に、北陸本線の金沢～敦賀間(130.7km)を廃止します。同区間は、北陸新幹線 金沢～敦賀間の延伸開業にあわせ、JR西日本から経営を分離。並行在来線となることから、2023年2月28日付けで国土交通大臣宛てに鉄道事業廃止出書を提出しました。
北陸本線は2015年の北陸新幹線 東京〜金沢間の開業までは、米原〜直江津(353.8km)を結んでいました。新幹線開業後は金沢までの区間が第三セクターのえちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道にそれぞれ経営を分離。北陸本線は米原～金沢間(176.6km)と、約半分にまで縮小、さらに2024年春以降は、約46kmほどとなります。
なお、敦賀延伸で誕生する福井県側の並行在来線運営会社については、新社名が「ハピラインふくい」に決定。同社はJR西日本から引き継ぐ北陸本線の石川県境～敦賀駅間約80kmの路線を運営します。
