川崎重工業製「R211T形」お披露目!ニューヨーク市地下鉄 初の貫通路車両

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新型R211地下鉄電車

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川崎重工業は、ニューヨーク市交通局(NYCT)向け地下鉄車両の「R211形」を1,000両以上受注し、製造・納入しています。このうち、貫通路式となる「R211T形」がこのほど納入され、2023年2月にニューヨーク市でお披露目されました。貫通路式車両の導入は、NYCTとしては初となります。

川崎重工業は、ベース契約として535両、オプション1として640両の、計1,175両のR211形車両を受注。貫通路式車両である「R211T形」は、ベース契約の一部として20両の製造・試験が行われています。試験車両の試験結果が良好かつ、このほかの各要件を満たすことができれば、貫通路方式を適用して437両におよぶオプション2がMTAから行使される可能性があるとのことです。

貫通路式車両はニューヨーク市交通局の車両として新しい方式のデザインで、柔らかいアコーディオンのような壁面が車両をつないでいる点が特徴。この貫通路により、乗客の車両間移動がスムーズになるということです。

ニュース画像 1枚目:貫通路式R211(R211T)
貫通路式R211(R211T)

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