JR東 久留里線 久留里~上総亀山間、利用減少で沿線自治体と存廃協議へ

JR東日本は2023年3月9日、利用者数の減少が続く久留里線久留里~上総亀山間について、今後の総合的な交通体系に関する議論の申し入れを君津市および千葉県へ行なったと発表しました。一部報道によれば、鉄道からバス等への転換も視野に入れた存廃協議を行う考えとのことです。

久留里線は、1987年4月に日本国有鉄道(国鉄)から承継した路線です。急速なモータリゼーションの進展等で利用者数の減少が続き、2021年度の木更津~上総亀山間の平均通過人員は1日当たり782人と会社発足時から約7割減少。特に久留里~上総亀山間は、1日当たり55人に止まっています。

同社は、これまで久留里線の効率的な運営のため、駅体制の見直しやワンマン運転化などのコストダウン施策を実施。さらに利用促進のため、沿線自治体「JR久留里線活性化協議会」を立ち上げ、イベント等を展開してきました。今後も引き続き、観光や生活サービス事業などの方面で沿線地域の活性化に貢献したいとしています。

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