車掌が先頭車両に!東京メトロ 丸の内線、自動運転の実証試験を開始 2025年度から

ニュース画像:丸の内線 イメージ (東京メトロ2000系 REDさん 2021年07月04日撮影) - 「車掌が先頭車両に!東京メトロ 丸の内線、自動運転の実証試験を開始 2025年度から」
丸の内線 イメージ (東京メトロ2000系 REDさん 2021年07月04日撮影)

©REDさん

東京メトロは、2025年度から丸の内線で自動運転の実証試験を行うことを発表しました。車掌が先頭車両に乗務する(自動化レベル GoA2.5)試験のため、2023年4月より試験準備を進め、2025年度より営業運転終了後に実証試験を実施するとしています。

同社は、少子高齢化や働き方改革等、社会環境が変化する中で事業の継続と安全・安心な輸送サービスを提供していくために、輸送システムの変革が必要と判断。 この一環として、1991年の南北線開業以来、改良を重ねてきた列車自動運転技術とワンマン運転の運行管理ノウハウを蓄積。さらに2013年度から開発に着手し、2024年度に丸ノ内線へ導入する無線式列車制御システム(CBTC)の技術を活用し、車掌が列車の先頭車両に乗務する自動運転の実現を目指すものです。

4月からの試験準備期間では、実証試験に用いる車両の仕様検討や、自動列車運転装置(ATO)の高機能化に取り組む方針です。

ニュース画像 1枚目:鉄道の自動化レベル
鉄道の自動化レベル

©東京メトロ

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