JR四国・JR貨物・JR西日本・東急の4社は、2024年に四国・瀬戸内エリアで観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ロイヤルエクスプレス)」の運行を開始することを発表しました。東急が運営する「THE ROYAL EXPRESS」とJR貨物およびJR西日本の電気機関車を活用し、岡山~児島間をJR西日本が、児島~四国島内をJR四国が担当しクルーズトレインとして運行します。
運転時期は、2024年1月から3月の間に1回4日間の運行を計6回予定。運転エリアは岡山~高松~松山方面です。岡山~高松間はJR西日本所有の電気機関車が、その他四国島内ではJR貨物所有の電気機関車によるけん引にて運行する計画です。
「THE ROYAL EXPRESS」は、2017年7月に2100系5次車の「アルファ・リゾート21」を改造して東急グループの伊豆急行で運行を開始した車両です。デザイナーはJR九州の「ななつ星in九州」等を手掛けた水戸岡鋭治氏。2020年からは、JR北海道と東急の共同で北海道内を周遊するツアー商品の販売も開始。今回の企画で、さらに運行範囲を広げることから各地で同車両の乗車機会が拡充されます。