JR西日本は2023年4月1日、京都南部・滋賀エリアで運行する113系電車、117系電車が引退することを公式Twitterで発表しました。
同社は3月に、京都支所所属の113系が間もなく引退すると発表、今回あわせて同所の117系の引退も明らかになりました。
113系は、1960年代はじめに登場した近郊型電車で約3,000両が製造され、東日本から西日本、四国エリアまで広範囲にわたり活躍。現在はJR西日本に残るのみです。同社京都支所の113系は、奈良支所や網干総合車両所から転属した221系・223系に置き換えられています。
117系は、1970年代後半に登場した近郊型電車で約200両が京阪神・名古屋地区で活躍。JR東海に継承された車両は2014年に全廃、113系同様、現在はJR西日本に残るのみです。残る編成のうちの1編成は、2020年1月に特急「WEST EXPRESS 銀河(M117)」に形式変更され、同年9月から山陰・山陽方面へ昼夜行列車として運行を開始しています。
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ありがとう
113系、117系
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京都南部・滋賀エリアで運行している113系電車、117系電車が引退します。
かつては、JR京都線、JR神戸線など、広範囲で活躍していた電車で、多くのお客様にご利用いただきました。
お疲れ様でした。#ありがとう113系#ありがとう117系 pic.twitter.com/LB8HW7NAXJ</p>— JR西日本ニュース【公式】 (@news_jrwest) April 1, 2023
なお、京都鉄道博物館では4月13日(木)から18日(火)まで、引退を迎える113系の特別展示を実施。さらに同館ミュージアムショップにて「113系京都地域色」特別展示関連グッズ等も発売します(一部数量限定商品)。