JR東日本は2023年5月27日(土)以降、「センターサーバー方式」を採用した新しいSuica改札システムを導入します。同日からSuicaによる出改札サービスを開始する青森・盛岡・秋田の北東北エリアで同システムを導入、今夏以降、首都圏・仙台・新潟エリアでも順次開始予定です。
新たなシステムは、Suicaをタッチした際の運賃計算などを、現行の改札機での処理から新たにセンターサーバーで実施するよう変更を加えるものです。システムの導入で、サーバー台数の変更や他サーバーシステムとの連携などにより、サービス機能の拡張性や処理スピードも向上するとしています。
JR東日本は、「センターサーバー方式」導入により、将来的に、またがるSuicaの各エリア間での利用(Suicaエリアの統合)や、鉄道利用の際に、時間帯や曜日などの条件別のSF割引商品提供、沿線施設と融合したクーポンの提供などが可能になるとしています。