JR西日本 2022年度期末決算、3期ぶりの黒字 コロナ禍から利用回復

ニュース画像:JR西日本イメージ 323系 2023年04月09日撮影 - 「JR西日本 2022年度期末決算、3期ぶりの黒字 コロナ禍から利用回復」
JR西日本イメージ 323系 2023年04月09日撮影

©レイルラボ 薄着管理職さん

JR西日本は2023年4月28日、2022年度期末決算を公表しました。連結営業収益は1兆3,955億円、純損益は黒字転換し885億円、単体での営業収益は7,912億円、純損益は594億円でした。

2022年度は、コロナ禍からの利用回復と構造改革の深度化により、連結・単体ともに3期ぶりの黒字を達成、全セグメントの各損益項目において業績予想を上回る黒字となりました。運輸収入は、コロナ前である2019年度との比較で77.7%、第4四半期では同86.5%まで回復。グループ各事業も同様に回復し、連結営業収益は全てのセグメントにおいて対前年で増収となりました。

営業費用は、収入連動費用増や資源価格高騰の影響等により対前年から増加しましたが、安全に関する施策を着実に実施したうえで、計画を上回る構造改革を実施しているとのことです。

同社は、 2023年度の業績予想についてポストコロナの成長を見据え、増収・営業増益を見込んでいます。「長期ビジョン2032」実現に向け、万博も見据えた「JR西日本グループ中期経営計画2025」に掲げる鉄道の安全性向上、主要事業の活性化と構造改革、不動産・まちづくり・デジタル戦略による多様なサービス展開、新たな事業創出等に全力で取り組む考えです。

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