JR東日本、JR東海の2022年度期末決算、いずれも黒字転換 運輸収入が回復

JR東日本とJR東海は、2023年4月27日に2022年度期末決算を公表しました。前期はいずれも経常利益がコロナ禍の影響で赤字でしたが、3年ぶりに通期で黒字転換を達成しています。

JR東日本は、運輸事業は鉄道運輸収入の増に加え、Suicaに係る負債の収益計上時期を変更したことなどにより増収増益でしたが、営業損失を計上。一方で、運輸事業以外の流通・サービス事業は、エキナカ店舗、ホテルやショッピングセンター、クレジットカード事業などの売上が増加したことなどにより黒字に。結果、連結での営業収益は2兆4,055億円、全体では992億円の黒字となりました。

JR東海は、のぞみ12本ダイヤの設定や、新幹線のチケットレス予約サービスの九州新幹線区間へのサービス延伸など、輸送サービスの充実化に取り組み、運輸収入が大幅に増加。このほか流通業、不動産業、ホテル業も好調で連結での営業収益は1兆4,002億円、全体では2,194億円の黒字となりました。

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