西武鉄道は、2023年5月16日(火)に池袋駅・豊島園駅リニューアル記念セレモニーおよび、 「スタジオツアー東京 エクスプレス」出発式を開催しました。当日は11時52分に、ハリー・ポッターのフルラッピング電車(20000系20152編成)の一番列車が出発。ワーナー ブラザーズ スタジオツアー東京 ゼネラルマネージャー トーベン・イェンセン氏、練馬区長 前川燿男氏、東京都知事 小池百合子氏、西武ホールディングス 代表取締役会長 兼CEO 後藤高志氏が、魔法学校の制服をイメージしたコスチュームを身につけ、西武鉄道 練馬駅管区長の出発合図に合わせ杖を振って列車を送り出しました。
記念セレモニーは、豊島園駅前広場にて開催、ヴァイオリンとピアノによる劇中の楽曲を含むウェルカム演奏を皮切りに、来賓挨拶、池袋駅・豊島園駅リニューアルポイントの紹介。さらに、同日に初披露となった豊島園駅駅舎上部のLEDビジョン映像の放映、来賓・出席者のテープカットを実施。セレモニー終了後はホームへ移動し、出発式を開催しました。
「スタジオツアー東京 エクスプレス」は、6月16日(金)に「としまえん」跡地にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター(スタジオツアー東京)」の開業を記念して運行するもの。同施設は、世界では原作のイギリスに次いで2番目、アジアでは初開業です。
車両外装は、「ハリー・ポッター」に登場する「禁じられた森」をバックに、主要キャスト「ハリー」「ハーマイオニー」「ロン」の3人が描かれています。車内も中吊りや棚・窓付近にポスターを掲出。列車は全3編成、池袋駅と豊島園駅の間をメインに運行します。
リニューアルした池袋駅の1・2番ホームは、英国・ロンドンにある「キングスクロス駅」を参考に、壁面をレンガ調に、駅サインもネイビーを基調に改修。随所に魔法使いやフクロウのイラストを施し来園者を迎えます。リニューアルを記念してワーナー ブラザース社より寄贈された時計も設置。「スタジオツアー東京」に設置されているものと同デザインで、同じ時計がキングス・クロス駅にも設置されているとのことです。時計は常に針が逆回転に動き、魔法の世界へ導くような仕掛けに。
また、豊島園駅では、駅前広場側に新駅舎を建設。「イマジネーションが日常に溶け込む駅」をコンセプトに、日常と非日常空間をつなぐゲートをイメージしたシンプルなデザインに。ホーム上の柱や駅名標、自動販売機などは、ホグワーツ魔法魔術学校へとつづく「ホグズミード駅」を彷彿させる赤を基調としています。さらに、「としまえん」で活躍した模型列車をリメイクし、魔法の列車をイメージ したオブジェも設置されています。
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター(スタジオツアー東京)」開業まであと1か月。玄関口となる西武の池袋駅から豊島園駅まで、「スタジオツアー東京 エクスプレス」を利用して、ひと足先にハリー・ポッターの世界を体験してみてはいかがでしょうか？
