JR東日本とジェイアール東日本物流は2023年6月16日(金)、東北新幹線 新青森〜大宮間で列車荷物輸送サービス「はこビュン」による多量輸送のトライアルを実施します。
今回のトライアルでは、2021年10月の「はこビュン」のサービス開始以来、最大規模となる荷量を3両使用して積み込みます。また、初の取り組みとして、青森県にある新幹線車両基地から荷物の積み込みを行い、無人搬送車や客室輸送専用台車等も使用。車両基地や大宮駅屋上駐車場での荷捌き等の実現など、一連の業務の生産性向上と今後の実用化に向けた課題の抽出も行うとのことです。
トライアルで使用される列車は、新青森9時37分発、大宮12時30分着の臨時列車「はやぶさ72 号」、途中盛岡と仙台に停車します。6号車から8号車までの3両に荷物を搭載、1号車から5号車は旅客販売を行います。TRAIN DESK、グリーン車、グランクラスは営業を停止します。荷物は鮮魚、スイーツ、生花、電子部品など、約600箱程度を輸送する計画で、一部は盛岡駅で積み込み予定です。