日立製作所と東芝、東芝インフラシステムズで構成されるHTSCは2023年5月18日、台湾の高速鉄道事業者である台湾高速鉄路(台湾高速鉄道)から、N700S新幹線ベースの新型高速鉄道車両12編成(144両)を受注したと発表しました。受注金額は約1,240億円、車両は2026年から順次納入する予定です。
台湾高速鉄道は、日本の新幹線システムを導入して2007年に開業。台北市・南港と高雄市・左営間の350kmを結ぶ鉄道会社です。導入するのは、東海道新幹線などで使用するN700Sをベースとした車両。1編成当たりの長さは約300m、最高速度時速300kmでの営業運転を予定しているとのことです。