日本初の営業鉄道遺構「高輪築堤」、2027年現地公開目指す!JR東日本

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び高輪築堤跡の周辺

©JR東日本

JR東日本は2023年5月31日、東京都港区高輪で発見された鉄道敷の遺構「高輪築堤跡」について、2027年度の現地公開を目指すことを発表しました。

「高輪築堤」は、1872年(明治5年)に日本初の鉄道が新橋〜横浜間に開業した際、高輪海岸沿いの海上に鉄道を走らせるために敷設された鉄道敷の遺構です。2019年に品川駅改良工事で石積みの一部が発見され、2021年9月にすでに指定されていた「旧新橋停車場跡」に追加する形で国史跡指定に。今回、文化財保護法に基づき保存活用計画を策定し、5月26日に文化庁長官の認定を受けたことから現地公開が可能になったとのことです。

JR東日本は、「高輪築堤跡」が発見された付近で開発を進める「TAKANAWA GATEWAY CITY」のまちづくりの中で、高輪築堤の歴史的価値などの記憶を継承、国内外に発信します。具体的には、欠損部築石、盛土、バラスト、レール、橋梁等の再現や、ARやVR等の最先端技術を活用した開業当時の鉄道が走る景観の再現、情報発信施設等の整備などを検討するとしています。

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