東高都交通局は、2023年6月5日に発生した馬込車両検修場内での5500形(5507編成)車両の脱線事故の詳細情報を発表しました。事故原因について同局は、現在のところ調査中としています。
脱線事故は5日16時8分頃発生。馬込車両検修場内の線路において、都営浅草線の営業運転に向かう車両1編成(8両編成)のうち3両(5・6・7号車)が脱線しました。乗客はおらず乗務員に怪我はありませんでした。16時20分に振替輸送を開始し、一部列車の運休と、通常の8割程度の本数で運行しました。検修場内では、18時20分から車両復旧作業を開始。脱線した3両について1両ずつジャッキアップして線路上に戻す作業を実施し、22時30分に入出庫に支障する車両の移動を終了したとのことです。
なお、浅草線は6月6日11時30分現在、ほぼ通常通り運行しています。