東武鉄道は、2023年7月15日(土)に新型特急N100系「スペーシア X」が運行を開始するのに合わせ、東武スカイツリーライン 浅草駅および東武日光線 東武日光駅をリニューアルします。
浅草駅は、「スペーシア X」の発車番線となる5番ホームやコンコースにおいて、日光の自然や荘厳さを感じさせる木目調の装飾と光の演出を多用したデザインに。東武日光駅は、改札外コンコースの吹き抜け部分に、日光東照宮の豪華絢爛さを表現した真鍮風の装飾や木目調の装飾をあしらうことで、両駅がつながり、統一感のある空間を演出するとのことです。
今回のリニューアルでは、社有山林の間伐材や栃木県産の大谷石や芦野石を両駅構内の内装やベンチで使用。東武は、今後も駅舎リニューアルの際に間伐材や地域産材を積極的に使用することで、 環境保全や沿線地域の文化の発信を目指すとしています。
「スペーシア X」は、現行の100系電車の後継車両として登場。浅草~東武日光・鬼怒川温泉駅間を毎日2往復運行、木・金・土休日は4往復運行します。6両1編成の車両は号車ごとに異なった6種のシートを採用。「コックピットスイート」と呼ばれる個室から、従来特急より広い2×1列配置の「プレミアムシート」まで、さまざまなシーンで個々の旅行スタイルに合わせて選ぶことができます。