オリエンタルランドは2023年6月9日、東京ディズニーランドのアトラクション「ウエスタンリバー鉄道」で使用する車両にて、搭載するボイラーの性能検査有効期間が切れた状態で列車を運行させていたと公表しました。

検査の有効期間切れ状態で運行していたのは、「ミシシッピ号」です。有効期間は2022年5月18日から2023年5月17日まででしたが、同期日を19日過ぎた6月5日までの間、運行を継続。同社によると、この間58,069人のゲストが利用したとのことです。

計画していた整備の準備のため、6月6日9 時頃に、「ミシシッピ号」のボイラー性能検査表を確認したところ、ボイラー性能検査の有効期間が切れていることが発覚、直ちに車庫にて運行準備中だった該当車両の運行を見合わせ、当日以降の運行が中止されました。ウエスタンリバー鉄道では4台の車両を保有しており、6日の発覚後、他の車両3台のボイラー性能検査の有効期限についても確認。いずれも、有効期限内であることが確認されています。