JR東日本 釜石線・花巻〜釜石間で運行されていた「SL銀河」 が、2023年6月11日に最後の運行(ラストラン)を終了し引退しました。最終運行は、2014年以来2回目となる“ナイトクルーズ”として運転。岩手県出身の作家 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージさせる宮守川橋梁(通称「めがね橋」)がライトアップされ、ゆっくりと進む「SL銀河」に多くの人が最後の姿を目に焼き付けながら別れを惜しんでいました。
「SL銀河」は、東日本大震災からの復興と地域の活性化を目指し2014年4月にデビュー。C58形蒸気機関車239号機(C58 239)の牽引で、4両のキハ141系のエンジン付き旅客車を使用した編成です。6月4日に定期運行を終了し、今回旅行商品専用列車の「SL銀河」ファイナルツアーとして運行されました。