鉄道・運輸機構(JRTT)は、2024年春に予定している北陸新幹線 金沢〜敦賀間の延伸開業区間で、初めての走行試験を実施すると発表しました。試験期間は9月23日(土)から12月9日(土)までの間、のべ40日間程度を予定しています。
走行試験は、JRTTとJR西日本が共同で、土木構造物・軌道・電車線・信号設備等の機能確認を目的として行うもの。 走行車両は、JR西日本W7系新幹線と、JR東日本の新幹線電気・軌道総合検測車のE926形(イーストアイ)です。
主に北陸新幹線営業終了後の夜間に実施、走行本数は1日1往復程度、速度は低速度から開始し、段階的に速度を上げて設備の確認を行います(30km/hから260km/h)。
今回延伸する金沢〜敦賀間は2012年6月に着工、小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅からなる総延長(線路延長)約125kmの路線です。敦賀駅の先には、敦賀車両基地が設置されます。