JR東日本水戸支社は2023年8月4日(金)、新潟・秋田方面で運用されているE653系電車1編成が勝田車両センターへ転属すると発表しました。同車両は、新たに水色のカラーリングを施し10 月から臨時列車として、東海道線や宇都宮線、高崎線、常磐線など主に首都圏の各路線で運用予定です。
E653系は、2013年まで常磐線特急「フレッシュひたち」として運行していましたが、その後、日本海側へ転属。2018年に1編成(K70編成)が、かつての国鉄485系「ひたち」の塗装イメージを施して水戸地区へ戻りました。今回の水色塗装の転属により、再び水戸地区に2編成のE653系が復活します。
かつての常磐線特急「フレッシュひたち」のカラーリングをベースとし、塗色としてバリエーションを持たせたとのこと。主に臨時列車で活躍することから、海や川、そして澄み渡った空などの広大な自然がモチーフです。
JR東日本は、これを記念したイベント「E653 系電車新色撮影会」を9月9日(土) に勝田車両センターで開催。水色のE653系と485系常磐線特急「ひたち」塗装イメージを施したE653系(国鉄色)の2編成を並べて展示、撮影できます。開催時間は10時30分から11時30分の第1部、13時30分から14時30分の第2部の2回、各部30名計60名を募集します。参加費は15,000円、8月9日(水)12時30分からJRE MALL 水戸支社販売ページにて発売を開始。定員に達し次第、募集を締め切ります。