東海道新幹線 イメージ N700S新幹線 2023年07月26日撮影
JR東海は、2023年10月31日(火)に東海道新幹線「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売(車内販売)を終了すると発表しました。11月1日(水)以降はグリーン車の乗客のみ利用できる、QRコードを使用したモバイルオーダーサービスを開始します。
同社は車内ワゴン販売終了について、駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食の車内への持ち込みの増加、静粛な車内環境を求める意見、また将来にわたる労働力不足への対応等をふまえ実施するとしています。これに伴い、グリーン車や11号車多目的室では、乗客の困りごと、尋ねごとに、より対応できるよう、モバイル端末を利用した新たな取り組みを開始。これまでの巡回中の乗務員への声掛けに加え、グリーン車の各座席に設置されたQRコードにて、自身のモバイル端末から乗務員の呼び出しが可能になります。あわせて、QRコードにて食事や飲み物を注文することで、パーサーが席まで届けるサービスを開始します(こだま号除く)。
東海道新幹線モバイルオーダーサービス イメージ
東海道新幹線車内の新たなサービス
JR東海は11月1日までに、東海道新幹線のぞみ停車駅のホーム上など等に自動販売機を拡充することも公表。車内ワゴン販売でニーズの高いドリップコーヒーやアイスクリームなど、自動販売機のラインナップを増やすとしています。また、のぞみ停車駅以外でも拡大することを検討する考えです。自動販売機の具体的な設置箇所については、追ってホームページに案内図を掲載します。
