まるで豪華客船みたい!京急・JR東日本、品川駅街区地区の都市計画概要発表

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品川駅街区地区 外観イメージ

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京浜急行電鉄とJR東日本は2023年8月29日、両社が事業主体となる品川駅街区地区の開発計画の概要について発表しました。工期については、2025年度から2036年度を予定しています。

発表された計画では、京浜急行本線連続立体交差事業で整備される京急線 品川駅の鉄道施設が建物内に配置される予定。敷地面積は約33,500平方メートル、事務所、店舗、 駅施設、駐車場等が入る北街区と、事務所、店舗、 宿泊施設、集会場、 駅施設、駐車場等が入る南街区(南-a・南-b)から形成されます。

ニュース画像 1枚目:計画・進行中の各事業
計画・進行中の各事業

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品川駅周辺では現在、2027年以降開業予定のリニア中央新幹線や、駅周辺の⼟地区画整理事業、駅北⼝改良、京急線 品川駅地平化、国道15号・駅⻄⼝駅前広場の整備などが進⾏中。また、広域的な道路ネットワークを形成する環状第4号線や、東京メトロ南北線分岐線(品川〜白金高輪間)の整備も計画されています。今回の開発計画と現在進行しているプロジェクトが一体となって、東西・南北方向の歩行者ネットワークを強化する都市基盤整備や、羽田空港の玄関口として国際交流拠点にふさわしい都市機能を導入する考えです。

なお、隣の高輪ゲートウェイ駅付近で発見されている高輪築堤跡第7橋梁部(国指定史跡)の保存管理・活用に取り組むなど、まちづくりと文化財保護の両立を図るとのこと。埋蔵文化財が出土した場合は、文化財保護法等関係法令に則り、適切な保存方法等を検討し、対応するとしています。

ニュース画像 2枚目:品川駅街区地区 位置図
品川駅街区地区 位置図

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