いすみ鉄道 いすみ線は、2023年9月8日からの台風13号の影響による大雨で、複数の場所で道床土砂流出や土手崩落などの被害が発生しています。9月10日(日)現在、終日全線で運転を見合わせていて、特に被害の大きい大多喜~上総中野間では、復旧の見通しは立っていません。9月11日(月)以降、通勤・通学利用者の交通確保のため、バスによる代行輸送を実施するとのことです。
同社は今後の復旧見込みについて、いすみ線 大原~大多喜間は9月13日(水)の運転再開を目指し工事を進める計画です。一方、大多喜~上総中野間については被害か所が多く、今後の気象状況や調査の進捗により被害の件数が増加することも見込まれることから、現時点では復旧の見通しは立たないとしています。
9月10日現在判明している、いすみ線内の被害状況については、以下のとおりです。
◾️区間と被害状況
城見ケ丘~大多喜間:道床の土砂流出
西畑~上総中野間:3か所で道床の土砂流出
総元~西畑間:線路脇の土手崩落
上総中野駅構内:線路脇の土手崩落