新幹線「のぞみ」、GW・お盆・年末年始は“自由席なし”へ 12月28日から

ニュース画像:のぞみ イメージ N700S新幹線 2023年08月20日撮影 - 「新幹線「のぞみ」、GW・お盆・年末年始は“自由席なし”へ 12月28日から」
のぞみ イメージ N700S新幹線 2023年08月20日撮影

©レイルラボ たごさくさん

JR東海は2023年9月13日、東海道・山陽新幹線にてゴールデンウィーク・お盆・年末年始(3大ピーク期)の「のぞみ」号を、「全席指定席(自由席設定なし)」として運行することを発表しました。今年度の年末年始期間における「全席指定席」実施期間は、12月28日(木)から2024年1月4日(木)。期間中の東海道・山陽新幹線(東京~博多間)を運転する、全ての「のぞみ」が対象です。

3大ピーク期ではこれまで、日・時間帯によっては指定席が早期に満席になることや、始発駅以外から乗車する場合に着席や乗車ができないこともありました。また、ホーム等で自由席の乗車を待つための長蛇の列が発生し、乗降に時間がかかり列車遅れの要因にもなっていました。

今回の取り組みにより、提供する指定席が1列車あたり約2割増え、より多く利用者が予約・着席できるようになります。また、長い間待つ必要がなく、乗降もスムーズになり、列車の定時運行にもつながるとしています。

JR東海は、東京~新大阪間で「のぞみ12本ダイヤ」を活用するとともに、東海道・山陽新幹線を直通する列車を増発するなど、3大ピーク期にはこれまで以上に多くの列車、多くの座席を用意する考えです。また、「EXサービス」では、10月より、1年前から指定席の予約も可能に。同社は、さらに指定席を予約しやすい環境が整うことから、あらかじめ指定席を予約して、安心して旅行に出かけてほしいとしています。

「全席指定席」実施期間は、新幹線定期券「FREX・FREXパル」を含む自由席に限り乗車できるきっぷ(自由席特急券等)では、「のぞみ」に乗車できません。なお、「全席指定席」実施期間中も、「のぞみ」以外の列車(「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」)には通常通り、自由席が設定されます。

期日: 2023/12/28から

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