JR西日本は、インバウンド等による観光客の利用需要が増加する嵯峨野線について、2023年10月から12月にかけて、最大で1日20本の臨時列車を運行、編成両数の増結を実施します。あわせて、一部の特急列車を嵯峨嵐山に臨時停車させます。
嵯峨野線は、沿線に京都の代表的観光地である嵐山や、保津峡の最寄りとなる亀岡エリアを擁しており、外国人観光客の増加により混雑率が上昇。スーツケースなど大きな荷物を持ち込んでの乗車も目立つことから、特に秋の行楽・紅葉シーズンである10月21日(土)から12月10日(日)にかけて、平日18本、土休日20本の大幅な増発が計画されています。また当該期間は、平日60本、土休日57本の列車で編成両数をが2両増結されます。また、期間中の土休日は、特急「きのさき・はしだて・まいづる」の一部列車(7本)が嵯峨嵐山駅に臨時停車します。
このほかの10月1日(日)から12月17日(日)までの期間についても、土休日や連休を中心に、1日6本から10本の臨時列車が運行されます。
なお、嵯峨野線では車内の混雑緩和のため、補助シートを利用できる時間帯を縮小しているほか、座席が3列で通路部分が広い車両を一部列車で使用しています。