東急9000系 2023年09月17日撮影
西武鉄道は2023年9月26日(火)、東急電鉄と小田急電鉄より環境負荷の少ないVVVFインバータ制御の「サステナ車両」として、東急9000系と、小田急8000形を、譲受すると発表しました。2024年度から2029年度にかけて約100両を順次導入予定で、2024年度をめどに、第1編成として小田急8000形の運行を開始する予定です。
小田急8000形 2023年08月27日撮影
3社は、SDGsへの貢献を加速する考えのもとで連携することに合意。西武鉄道では、本線系(池袋線・新宿線など)への40000系車両導入に加え、譲受した「サステナ車両」を支線系(国分寺線や西武秩父線等)に導入することで、省エネルギー化を加速。2030年度までに車両のVVVF化100%達成を目指します。
西武鉄道、東急電鉄、小田急電鉄、SDGsへの貢献で連携
東急9000系は、1986年導入。東急では初めて交流モーターを採用し、省エネルギー・省力化を実現。導入後は東横線の主力車両として活躍し、東京メトロ副都心線相互直通を機に大井町線へ転籍しています。西武では多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線へ導入予定です。
小田急8000形は、1982年導入。竣工より高性能車両としてて回生ブレーキ機能を搭載したほか、2003年からのリニューアル工事により、VVVF化などの省エネルギー化を推進し、通勤車両の主力として活躍ました。西武では国分寺線へ導入予定です。
