JR東日本盛岡支社は2023年12月23日(土)に、岩手・青森の新しい観光列車HB-E300系「ひなび(陽旅)」が運行を開始すると発表しました。運行開始を記念して、岩手県と青森県でそれぞれ試乗会を実施するほか、運行に先駆けて10月14日(土)鉄道の日に盛岡駅で車両を公開します。
「ひなび」は2両編成の「リゾートあすなろ」を改造した車両で1号車はグリーン車、2号車は普通車として使用。各車両には展望室が設置され、側面の大型窓から四季折々の景観を楽しめます。運行区間は、東北本線 盛岡~花巻間、釜石線 花巻~釜石間です。運行開始当日は、旅行商品専用の団体臨時列車での運行を予定。旅行商品と今後の日程等については、改めて発表されます。
10月14日に開催される盛岡駅まつりでは14時から16時まで、7番線ホームで「ひなび」の車両展示および車内公開を初開催します。見学は無料ですが、改札内に入るためには券売機等で入場券を購入する必要があります。
試乗会は、岩手県と青森県で開催、いずれも無料で参加できます。岩手県での試乗会は11月25日(土)、運転区間は東北本線 盛岡~花巻間と釜石線 花巻~釜石間です。運転区間内を6つの乗車区間に分け各回40名の計240名を招待します。
青森県での試乗会は、12月2日(土)に開催、運転区間は、青い森鉄道 青森~野辺地間と大湊線 野辺地~下北間です。運転区間内を4つの乗車区間に分け各回40名の計160名を招待します。
試乗会の申し込みは9月27日(水)から11月3日(金)まで「ひなび」専用サイト内の応募フォームから受け付け、募集人数を超えた場合は抽選を実施します。