JR貨物グループ企業のジェイアールエフ商事から、貨物列車の車両やコンテナをイメージしたグッズが販売されています。2023年10月に東京 お台場で開催された「鉄道フェスティバル」や、神奈川県 横浜の「YOKOHAMAトレインフェスティバル」、京都鉄道博物館での現役貨物列車の特別展示など、一部のイベント等のみで発売された「コンテナ型名刺ケース」がじわりじわりと話題に。一体どんなグッズなのかをジェイアールエフ商事に取材。実際に商品を手にとってじっくり解説します。さらに、今後発売予定のEF210形電気機関車「桃太郎」新グッズも一足早く紹介します。
◾️コンテナ型名刺ケース
「コンテナ型名刺ケース」は、 ジェイアールエフ商事の新鉄道アイテムとして、デザインステーショナリーを展開するデザインフィルが企画・製作を行いました。JR貨物の20C形式コンテナ「20C-417」をデザイン。ちなみに20C形とは、一般のコンテナより100mm高い2,600mmの背高コンテナです。そして、注目はコンテナ番号「417」。この番号は現在、実際に運用されているコンテナで、名刺にちなみ「417=良い名」と、なんともビジネスのスタートに縁起の良い数字がチョイスされています。
そして、ケースは両側面が開く(観音開き)20C形同様に、中央から開閉可能。扉の部分に内蔵されたマグネットで、しっかり閉じます。さらに内側も、コンテナ内部のベニヤ板張りをイメージして仕上げたというこだわりよう。完璧なまでにコンテナが忠実に再現されていて、名刺を受け取る人にインパクトの強い第一印象が残りそうです。名刺は両サイドから出し入れでき、ケースには名刺を約20枚収納可能、販売価格は4,400円です。
◾️EF210形式 グリッターミラー
そして、今回新登場の「EF210形式 グリッターミラー」は、同社と、インポートアクセサリーを取り扱うABISTEとのコラボレーショングッズです。「桃太郎」の列車愛称をもつEF210形式電気機関車にデザインされた「桃太郎と猿・きじ・犬」がケースに描かれています。そして、シルバーのキラキラのグリッターの奥には、EF210の車体と「貨物鉄道輸送150年」のロゴが顔を出す、にくい仕掛けに。“桃太郎→桃→ハート”にちなみ、ハート型のラメが入っているのもポイントです。貨物列車モチーフのキュートなグッズは大変珍しいのではないでしょうか。コンパクト型のミラーは、等倍と拡大鏡の2種で構成されているので、外出先でのメイク直しなどにぴったり。販売価格は2,420円です。
◾️商品を購入するには?
以上、とても魅力的な貨物グッズ2点を紹介しました。こちらは、ジェイアールエフ商事のECサイト「かもつマルシェ」のほか、鉄道イベント等で販売します。なお、「かもつマルシェ」については、「鉄道貨物輸送150年」を記念して、11月27日(月)に新たにリニューアルオープン予定。同社のマスコットキャラクター「かもまるくん」も10月1日付けで「貨物マルシェ運営代理人」の辞令を交付され、オープンに向け着々と準備を進めているそうです!
<p lang="ja" dir="ltr">【かもまるくんがあらわれた!】
なんとこの度 #かもまるくん に辞令が下りたよ!我が社、大丈夫かな?
お給料や待遇面はどうなるのか?!乞うご期待!#かもつマルシェ#かもまるくん#馬車馬#鴨なのに馬 pic.twitter.com/UOx4Ds0B8a</p>— ジェイアールエフ商事㈱【公式】 (@jrf_syouji) October 5, 2023
リニューアルオープン後は、今回紹介した2点のほかにも新商品が続々と登場予定とのこと。鉄道ファンの注目間違いなしのJR貨物グッズ、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね。
※商品はいずれも税込価格です
※一部記事内を更新しました。