JR四国、伊予市・伊野など12駅無人化へ 厳しい経営状況背景

ニュース画像:伊野駅 2022年01月03日乗車 - 「JR四国、伊予市・伊野など12駅無人化へ 厳しい経営状況背景」
伊野駅 2022年01月03日乗車

©レイルラボ くろまこさん

JR四国は、2023年12月29日(金)以降に駅業務体制の見直しを実施すると発表しました。管内12駅で順次、駅係員の配置を取り止め、無人化します。

ニュース画像 1枚目:伊予市駅 2023年07月28日乗車
伊予市駅 2023年07月28日乗車

©レイルラボ hackberryさん

同社は、少子高齢化や人手不足など非常に厳しい経営環境の中で、販売体制の見直しにより省力化・省人化とサービス水準の維持・向上の両立を目指すなど、経営改善の取組みを進めています。 今回、さらなる業務運営の効率化を図るため、駅の無人化に踏み切るもの。対象駅、実施時期については以下のとおりです。

【駅係員の配置を取り止める駅】
◾️12月29日実施
佐川駅 土讃線 (高知県高岡郡佐川町)
◾️2024年3月中旬実施
端岡駅 瀬戸大橋線・予讃線 (香川県高松市)
高瀬駅 予讃線 (香川県三豊市)
伊予市駅 予讃・内子線・予讃線 (愛媛県伊予市)
板野駅 高徳線(徳島県板野郡板野町)
勝瑞駅 高徳線(徳島県板野郡藍住町)
佐古駅 高徳線・徳島線(徳島県徳島市)
石井駅 徳島線(徳島県名西郡石井町)
南小松島駅 牟岐線(徳島県小松島市)
羽ノ浦駅 牟岐線(徳島県阿南市)
旭駅 土讃線(高知県高知市)
伊野駅 土讃線(高知県吾川郡いの町)

なお、駅係員の配置を取り止める駅については、今後、主に管内の普通乗車券や自由席特急券に加え、東海道・山陽新幹線(自由席特急券)や一部トクトクきっぷを購入できる自動券売機を引き続き設置(旭駅は普通乗車券・自由席特急券のみ)。また、管内の普通乗車券や自由席特急券、定期券についてはチケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」により、スマートフォンで購入可能です。このほかの乗車券等については、有人駅やJR西日本ネット予約「e5489」での購入を呼びかけています。

また、これまで同様、定期的に管理駅(高松駅、松山駅等)の係員が環境美化や設備確認等のため巡回。列車の運行情報については、駅設置の運行情報等表示端末や、ウェブサイト、JR四国列車走行位置サービス等で案内。車椅子での利用などは、事前連絡があれば係員を手配し、乗降手伝いを行うとのことです。

期日: 2023/12/29から

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