“大阪ホテル→福岡市内ホテル”、山陽新幹線で大型キャリー配送トライアルへ JR西

ニュース画像:山陽新幹線イメージ 500系新幹線 2023年03月04日撮影 - 「“大阪ホテル→福岡市内ホテル”、山陽新幹線で大型キャリー配送トライアルへ JR西」
山陽新幹線イメージ 500系新幹線 2023年03月04日撮影

©レイルラボ BBsanさん

訪日外国人誘客促進協議会とJR西日本は、山陽新幹線を利用した新しい荷物輸送サービス「新幹線キャリーサービス(Shinkansen Luggage Delivery)」の実証実験を2023年10月30日(月)から2024年3月31日(日)までの期間限定で実施します。対象は、大阪市内の提携ホテルから福岡市内の提携ホテルです。

近年、訪日外国人旅行者の増加に伴い、東京、京都、大阪などの主要都市だけでなく、日本全国への観光需要が拡大。大阪を拠点に日帰りで岡山や広島を訪れる旅行者が増えている一方で、関西や岡山、広島を訪れた後、福岡までの移動は少ないという課題がありました。一因として、大型の荷物を持ち運ぶことの負担が旅行の障壁ではないかと考え、今回このサービスの利用により、訪日外国人旅行者などに新しい旅のスタイルを提案するものです。

大阪市内の提携ホテルで荷物を受け取り、新大阪駅から山陽新幹線「こだま」で輸送し、博多駅到着後に福岡市内の提携ホテルに配送します。配送例として、こだま847号を用いた場合、8時頃に大阪市内のホテルで集荷し、16時30分頃には福岡市内のホテルに到着します。

運営はジェイアール西日本マルニックスが行い、料金は荷物1個8,000円。申し込みはマルニックスの専用サイトから行い、集荷希望ホテルと配送希望ホテルを指定して必要情報を入力。支払いはクレジットカード決済です。取扱いは1日約20個で、国籍に関係なく大阪と福岡の提携ホテルに宿泊するすべての人が利用できます。

ニュース画像 1枚目:「新幹線キャリーサービス」概要
「新幹線キャリーサービス」概要

©ジェイアール西日本マルニックス

このサービスは、訪日外国人旅行者の拡大を目的として設立された推進協議会が主導しており、福岡県、福岡市、九州経済連合会、福岡商工会議所、九州観光機構、JTB、日本旅行、JR西日本などが参加しています。

期日: 2023/10/30から

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