伊予鉄道は、2025年2月から郊外電車に新型鉄道車両7000系を導入すると発表しました。2027年まで毎年6両(2編成分)、3年間で合計18両(6編成分)を導入予定で、1990年代から使用する元京王の700系と順次置き換えます。
7000系は近畿車輛が製造、導入路線は郊外全線(横河原線・高浜線・郡中線)です。車椅子スペースや、LCD車内次駅案内表示器などのパリアフリーに対応。軽量ステンレス製車体でVVVF制御、回生プレーキなどにより環境性能を向上させているほか、700系と比較し、使用電力を約50%削減。さらに、非化石電源由来の再生可能エネルギー100%かつCO2フリーの電気を使用し、脱炭素化に向けた省エネ性能が向上するとしています。車体デザインは、未来型流線形のフォルムで、オレンジ色のカラーリングにより“愛媛”らしさを表現しています。
伊予鉄道は新車導入にかかる投資額は約39億円とし、環境省の国庫補助金を活用する予定とのことです。
◾️導入スケジュール
2025年2月(予定):6兩(1編成3両×2編成)
2026年2月(予定):6兩(1編成3両×2編成)
2027年2月(予定):6兩(1編成3両×2編成)