東京ステーションギャラリー、「鉄道路線」でテーマ展開する企画展 2月12日まで

ニュース画像:企画展「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」 - 「東京ステーションギャラリー、「鉄道路線」でテーマ展開する企画展 2月12日まで」
企画展「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」

©東日本鉄道文化財団

東京駅丸の内駅舎内の美術館「東京ステーションギャラリー」は、2018年2月12日(月・祝)まで、企画展「鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます」を開催しています。この企画展は、始発駅を「鉄道絵画」、2駅目を「都市と郊外」、3駅目を「人」、終点が「ピカソ」と鉄道路線と駅にみたてた構成で展開しています。観賞できる約100点は、同館が1988年の開館から30年間に渡り、収蔵を続けてきた作品で、まとめて公開されるのは今回が初めてです。

各テーマのうち、「鉄道絵画」では元田久治「Indication-Tokyo Station-」など東京駅を紹介する作品をはじめ日本画、洋画、写真、資料などを展示します。鉄道がつなぐ「都市と郊外」では現在と異なる東京の姿をうつす洋画、鉄道利用者と運用者でもある「人」では、村井督侍による1962年のドキュメンタリー写真「山手線のフェスティバル」などが紹介されています。

抽象的な絵画として「ピカソ」作品も紹介されますが、3つのテーマを経たあとに到着することから、作り手が作品に込める意図の多様性を感じられる構成となっているため、「解らない絵画」として知られる作品にも理解を深めることができる可能性があると紹介されています。ピカソの作品としては、1937年の「黄色い背景の女」が展示されています。

開館時間は10時から18時まで、金のみ20時まで開館、入館は閉館の30分前までです。期間中の休館日は月曜日ですが、2月12日(月)は開館します。入館料は当日券の場合、一般が900円、高校・大学生は700円、中学生以下は無料です。

なお、企画展の会期中、展示替えも実施される予定です。詳細は、東京ステーションギャラリーのウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/02/12まで

もっと、詳しく見る!

ニュースURL

関連ジャンルニュース

このニュースの関連ジャンルのニュースを紹介しています。