JR東日本東北本部は2024年1月10日(水)から3月26日(火)まで、奥羽本線 板谷駅と大沢駅(山形県米沢市)で全列車が通過となります。
奥羽本線は、福島・山形県境付近を中心に降積雪の多いエリアを走行する路線。例年、雪の影響により大幅な遅延や運休につながる輸送障害が発生しています。板谷駅と大沢駅の列車通過は、奥羽本線内でも特に利用の少ない駅のためとし、積雪による列車の大幅な遅延や誤って降車する等のリスクを低減することで、冬期間の安定輸送向上を図るための措置です。なお、積雪の状況により、通過とする期間を延長する場合があります。
同路線では赤岩駅が、冬期の利用実績がないことから2012年12月からの冬季間、全列車が通過に。2017年3月からは休止駅となり、2021年3月のダイヤ改正をもって廃止されています。