東急電鉄は2018年1月9日(火)、関東運輸局に対し鉄軌道旅客運賃の設定認可申請を実施しました。
申請は、2018年3月17日(土)から新たに、12カ月間有効の定期券を発売するために実施されたものです。これまで同社が設定、発売している定期券の有効期間は、1カ月、3カ月、6カ月の3種類でしたが、3月17日(土)以降は12カ月定期券が加わり、4種類となる予定です。
発売区間は、東横線、田園都市線、目黒線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線の全線全区間で、他社線連絡定期券は対象外です。発売金額は、1カ月定期運賃を12倍した額の1割を割り引き、10円未満の端数を切り上げた額となります。
東急電鉄では、「12か月定期券」の発売により、発売が集中する定期券の多発期を分散させ、定期券売り場などの混雑緩和を図るほか、購入回数の減少による利便性向上を図る計画です。