JR東日本は、2024年3月16日(土)に実施するダイヤ改正から東北・山形新幹線に新型車両E8系を順次投入します。
E8系は、東北新幹線の宇都宮~福島間ではE5系と併結して最高速度を275km/hから300km/hにスピードアップ。これにより、所要時間が改正前と比べ最大4分短縮し、最速達の「つばさ」は東京~山形間を2時間22分、東京~新庄間を3時間7分で結びます。なお、東京~福島間で「つばさ」と併結する「やまびこ」についてはE2系からE5系に変更します。
新型新幹線E8系は7両編成で、第1編成は2023年1月に落成し、順次製造が進められています。車体は、山形県出身の工業デザイナー奥山清行氏が代表を務めるKEN OKUYAMA DESIGNが監修。現在、山形新幹線で運行中のE3系に使用される「おしどりパープル」「蔵王ビアンコ」「紅花イエロー」が採用されています。