新年、あけましておめでとうございます。2024年も鉄道に関わるすべての皆様にとって明るい1年になりますよう、レイルラボ編集部一同、心からお祈りいたします。
2023年はすっかりコロナ禍前の日常が戻り、鉄道関連のイベント開催や、乗車や撮影を楽しんだりできた1年だったのではないでしょうか？また、新たに開業した東急・相鉄 新横浜線や宇都宮ライトレールなど、大きなトピックスも見受けられました。2024年も日本の鉄道業界では、さまざまな動きが予定されています。
◾️車両の動き
今年の新型車両については、3月16日(土)のダイヤ改正にあわせてJR東日本 山形新幹線でE8系「つばさ」がデビュー。4月16日(火)には、JR西日本273系「やくも」がデビューを迎えます。春にはJR九州 キハ47系・キハ125系「かんぱち・いちろく」、夏には阪急2000系(2代)・2300系(2代)などが運行開始予定。秋には、JR西日本 189系「はなあかり」、仙台市交通局3000系、福岡市交通局4000系、近畿日本鉄道の一般車両などが続々とデビューを迎えます。
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華々しくデビューする一方で、引退を迎える車両も。3月16日には、JR東日本 255系「しおさい」「わかしお」「さざなみ」が定期運行を終了。3月23日(土)には、JR九州 SL人吉をけん引する8620形蒸気機関車「58654号機」が引退。大阪メトロ 中央線の20系電車も3月に引退を予定しています。このほか、JR西日本 北陸本線の特急「おはようエクスプレス」「おやすみエクスプレス」「ダイナスター」、東武鉄道 アーバンパークラインの特急「アーバンパークライナー」などの列車の運行が終了します。
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◾️駅・路線の動き
駅・路線の動きでは、今年はなんといっても3月16日の北陸新幹線 金沢〜敦賀間の延伸開業がもっとも大きな話題ではないでしょうか？開業により、東京〜敦賀間は、最短で3時間8分で結ばれます。これにより、JR西日本 北陸本線は敦賀〜金沢間が廃止され、新たに第三セクターのハピラインふくいと IRいしかわが同区間を引き継ぎます。また、3月23日には、北大阪急行 南北線の千里中央〜箕面萱野間が延伸開業を迎えます。
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廃止となる駅や路線も。3月15日(金)にJR北海道 石勝線の滝ノ上駅、宗谷線の初野駅・恩根内駅、石北線の愛山駅、函館線の中ノ沢駅の5駅が廃止に。4月1日(月)には、根室線 富良野〜新得間が廃止されます。
また4月30日に、広島市のスカイレールサービスが運行するスカイレール みどり口〜みどり中央口間が廃止に。まるでロープウェイのゴンドラのような「ロープ駆動懸垂式」のモノレール路線です。そして、12月1日には、国内唯一の無軌条電車「立山トンネルトロリーバス」が廃止となります。
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レイルラボでは、2024年も鉄道ファンのみならず、鉄道を利用する方など、すべての皆様にとって関心のある話題をより多く提供してまいります。そして、鉄道を思いきり楽しめるよう、少しでもお役に立てるよう励んでまいります。本年もレイルラボをどうぞよろしくお願いいたします。
